基本データ
原産国:ドイツ
体高:オス23~27cm
メス21~24cm
体重:9~12kg
価格:ペットタイプ13万円~
ショータイプ25万円~
JKC登録件数(2015~2016年):26,759頭
歴史
中世の時代にはもう存在していたようですが、
起源は不明です。
アナグマやキツネ猟など、狩猟犬として活躍していました。
ダックスフンドは登録犬種としては1種類ですが、
3つのサイズと3つの毛質に分かれています。
サイズは、スタンダード、ミニチュア、カニーンヘン。胸囲のサイズで分類されています。
被毛タイプは、ロング、スムース、ワイアーに分類されていますが、
面白いことに、被毛の違いで性格が分かれているんです。
ロングはおとなしい甘えん坊、スムースは明るく人懐っこくて活発、ワイアーは好奇心旺盛で気が強いタイプになります。
性格
先ほど言いましたが、被毛タイプによって性格が異なっていますが、
基本的な性格は、友好的で落ち着きがありますが、情熱的な面もあります。
もともと狩猟犬なので、人間の指示もちゃんと聞きますし、従います。
しつけ
被毛タイプにより性格が異なりますが、頭の良い犬種なので、
自分で判断して行動する場合も多く、吠えぐせや噛みぐせなどの問題行動を起こすことがあるので、
小さい頃からきちんとしつけを行う必要があります。
運動とお手入れ
ダックスフンドは肥満になりやすいので、適度な運動が必須になります。
散歩は1日2回、2~30分くらいおこないます。
ただし、胴長の体型から背骨が弱く、激しい運動は背骨を痛める恐れがあるので、
注意が必要です。
スムースヘア以外は2~3日に1回のブラッシングと、トリミングが必要になります。
気をつけるべき病気
ダックスフンドで一番気をつけなければいけないのでは、体重管理です。
太りやすい体質なので、食事を与えすぎたり、おやつを上げ過ぎたりすると、
肥満になります。
胴長の体型なので、体重が重いと背骨に負担がかかり、椎間板ヘルニアになりやすいです。
ただし、痩せ過ぎても背骨周辺の筋力が衰えてしまうので、常に適正な体重になるように、
注意深くコントロールしてあげてください。
また、高いところから飛び降りたりすると腰に負担がかかり、
これまたヘルニアを発症しやすくなります。
室内の段差には注意してあげて下さい。
飼いやすい犬種ですが、適度な運動と食事管理はしっかりとおこなうようにしましょう!
寿命
ダックスフンドの寿命は平均するとだいたい13歳くらいですが、
飼い主さんの飼い方次第で寿命は大きく変化します。
病気にならないようにきちんと管理してあげれば、
もちろん寿命も伸びていきます。
愛情を持って育ててあげてくださいね。
まとめ
胴長短足の愛らしい見た目で、常に人気のあるワンコですが、
その体型ゆえに腰に負担がかかりやすいです。
ヘルニアになると治療費もかなりかかりますし、
ワンコも大変つらい状況になります。
かわいいからと、おやつを上げ過ぎたりするのは絶対にやめてくださいね!
かわいくても、あげちゃダメ!