基本データ
原産国：メキシコ
体高：１８cm前後
体重：５００～３kg
価格：ペットタイプ１４万円～
ショータイプ３０万円～
JKC登録頭数：５１，５９８
歴史
期限については色んな説がありますが、メキシコに古くからいた「テチチ」という犬が祖先と言われています。
儀式の時に、アステカ族がテチチを神聖な犬として、いけにえにされたり、
食用として食べられていたりと、とても悲しい歴史を持ちます。
19世紀中頃にアメリカに渡り、小型がすすめられ、一躍人気のワンちゃんになりました。
ちなみに、1990年代にアメリカではチワワが大ブームなり、多くの家庭で飼われるようになりましたが、
ブームが過ぎると捨てられるようになり、野良チワワがとても増えたそうです。
なんか人間のエゴに翻弄されていて、少し可哀想になってきますね。
性格
活発で遊び好きですが、繊細で臆病な面もあります。
可愛らしい見た目とは裏腹に、独立心旺盛で勇猛果敢。
飼い主には一途ですが、反面で見知らぬ人には警戒心が強く、気を許しません。
マイペースでわがままな面を持つ、少し猫に似た性格を持ちます。
しつけ
飼い主にはとても忠実ですが、見知らぬ人には警戒心が強いので、
子犬の頃から積極的に社会とのコミュニケーションを取るようにしましょう。
自己主張が強いので、甘やかすと自分勝手になったり、反抗的になる可能性があるので、
しっかりと訓練する必要があります。
基本的にわがままなわんちゃんなので、トレーニングは嫌がることが多いです。
だからといって放置するのではなく、根気強くトレーニングする必要があります。
失敗したからと言って罰を与えたり、叱ったりすると逆効果になる恐れがありますので、
根気強くしつける必要があります。
運動
他の犬よりも運動量は少ない方ですが、散歩は必要です。
あまり長く行く必要はないですが、
コミュニケーション能力を高める意味で大事になります。
もともと遊び好きなので、室内で十分運動しています。
散歩は10分くらいで構いませんが、できるだけ色々な経験をさせてあげてくださいね。
気をつけるべき病気
骨が弱いので、室内では段差をなくしたり、床を滑らないようにしたりと気をつけて下さい。
目がクリクリと大きいのが特徴ですが、どの分ドライアイになりやすいです。
ドライアイと聞くと人間の病気のような気もしますが、犬にもあります。
白っぽい目やにや黄色い目やにが出たり、朝起きた時に目が開けづらい状況になったら
一度病院で診てもらいましょう。
また、超小型犬なので、体温調節が難しい面もあります。
ですので、室内での温度管理は慎重におこなわないといけません。
特に寒さには非常に弱いので、外に出るときなどは洋服などを着せてあげて下さい。
もちろん、暑さにも耐性が弱いので、エアコンなどで調整してあげてくださいね。
寿命
チワワの寿命ですが、一般的には10歳～18歳、平均すると１４歳くらいです。
なんとなく体が弱そうに思いますが、他の犬種と比較して、長生きな方です。
外で買うと寿命がかなり縮みますが、チワワを外で買う人はいないと思うので、
それは大丈夫でしょう。
まとめ
小さいからだと大きな瞳でなんとも愛らしいわんちゃんですが、
見た目に反して、意外とわがままだったりします。
トレーニングもあまり気乗りしないので、根気強くしつける必要があります。
カワイイからというだけで飼ったりすると、その後大変なことになるかもしれません。
ですので、きちんと性格などを理解した後に、
精一杯愛情を注いであげてくださいね！