プードルの性格やしつけ、かかりやすい病気は？

データ

価格
ペットタイプ：１６万円～
ショータイプ：３０万円～

歴史

とても古くからヨーロッパ各地にいましたが、
ドイツの水猟犬がフランスに持ち込まれ、
フランスの上流階級の愛玩犬として人気となりました。

「プードル」の語源は、ドイツ語で「水中でバシャバシャ音を立てる」という意味の
『プールデン』から来ていると言われています。

ちなみに、フランスでは「カニシュ」と呼びますが、
これはカモ猟に使う「カモ犬」からきています。

体のサイズによって４種類

プードルは大きい方から、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ
と４種類に分かれています。

最近はティーカッププードルなども出てきましたが、
正式には上記の４種類になります。

日本で圧倒的に人気なのはトイプードルです。

性格やしつけは？

もともと猟犬なので、非常に賢く、物覚えが良いので、
しつけはしやすいワンちゃんです。

ただし、頭が非常に良いので、甘やかしたりすると、
反抗的になることもあるので注意が必要です。

なので、小さい頃からしっかりと訓練することが大事です。

また、運動が大好きなので、毎日の散歩はかかせません。

３０～６０分の散歩を１日２回くらいは必要でしょう。

水猟犬なので、水遊びも大好きですよ。

かかりやすい病気

膝蓋骨脱臼（しつがいこつだっきゅう）になりやすいので、
高いところからの飛び降りに気をつけたり、
床を滑らないようにするなどの対策が必要です。

膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿がずれてしまう病気です。

軽度の場合は気づかないうちに自然治癒してしまうことも多いのですが、
重度になると片足ケンケンなどをするようになります。

重症化しないように、変だな？と思ったらすぐに病院に連れていきましょう。

また、白内障や緑内障など、目の病気も多いです。

軽度の場合などは症状がほとんど出ないので、なかなか気づきにくいこともあります。

犬の白内障は進行がとても早いので、少しでも異常を感じたら、一刻も早く獣医さんに相談して下さい。

お手入れ

プードルといえば、あの特徴的なカットですよね。

きれいな被毛を保つために、毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必須になります。

手間はかかりますが、その分おしゃれを楽しめます。

抜け毛はあまりないので、室内でもとても飼いやすいのですが、
毛が伸びるのは早いです。

カットスタイルは１００種類以上ありますが、
現在はテディベアスタイルがメジャーです。

スタンダードプードルの場合は、「クリップ」というカットが一般的です。

まとめ

とても賢くて、見た目もとってもキュートなワンちゃんなので、
人気なのもうなずけます。

街を歩いていても、よく出会うワンちゃんですよね。

うちの近所でもたくさんトイプードルを見かけますが、
ちょうど近くにスタンダードプードルを飼っているお家があって、
たまに見かけるとその大きさのギャップにビックリします。

お手入れに手間はかかりますが、その分おしゃれを楽しめるので、
季節ごとに色々なファッションを試しても良いかも？